2014年12月25日

映画「太陽を盗んだ男」(1979)菅原文太


菅原文太さんがなくなって、追悼をの意味で「太陽を盗んだ男」

を観ました。

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DVD2枚組スペシャル:ボックス仕様、本編と長谷川和彦監督が

語る撮影秘話、その中で菅原文太さんのことを語っています。

「動きののある芝居が得意なアクションスター、今回の刑事の役

で、立っているだけ座っているだけのシーンも多く、長くなると足を

揺らしたり、肩を動かしたりと落ち着きがなくヤクザになってしまう。

そのたんびに文太さん”刑事なので、不動明王のように立つていてください”

なんども、注意することになった。

”文太さん”がスタッフには”文太サーア”と聞こえたらしく、スタッフに

それはないよと、怒られた。犯人の沢田研二を追ってへリコプターにしが

みつくシーン撮りで、インテリジェンス高い文太さん、怖がりで

”2メートルしか上がらないよな” ”いやいや、2メートルじゃ高さが足り

ないので4メートルでお願いします””じゃあ5メートルで”とやり取りしなが

らも本番は7メートルぐらい上がったが、文句を言わなかった。

武道館を望み見る屋上のシーンでの沢田研二との対決シーン、文太さんの

いいところがよく出て、沢田研二を後ろからはがいじめにして”行くぞ”

と言う一連の演技は、最高の演技だった。」

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「東映の撮影所はスターをたいへんだいじに扱う伝統があり、何十テイク

も撮る自分の現場に撮影終了後、”こうゆうのは、5年はいいかな”

と本音をもらしていたが、よく耐えてくれた。」

DVDは2001年に制作されています、長谷川監督は「20年経ったから

文太さんに出演をお願いしょうかな」とも語っていました。

菅原文太、2014年11月28日に亡くなっています。

特典映像には、山本又一郎(制作)、鈴木達夫(撮影監督)

横尾嘉良(美術)、三石千尋、大友千秋(カースタント)

井上尭之(音楽)、黒澤清(制作進行)のインタビューも

収録されています。












posted by ドラ at 18:44| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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