「喜劇王」の呼び名で知られる20世紀の映画スター、
チャーリー・チャップリンのルーツに迫ったドキュメンタリー。
ドタバタ喜劇に庶民の哀愁や社会風刺を巧みに取り入
れた作品の数々で、世界中の人々を魅了した
チャーリー・チャップリン。ちょび髭にだぶだぶの
ズボン、ステッキ、山高帽がトレードマークの放浪紳士
には、ロマのアイデンティティが垣間見える。
本作ではチャップリンがロマの血を引き、そのこと
を誇りに思っていたことが明かされ、極貧の少年時代
からスイスで過ごした晩年までをたどる。
チャップリン家が全面的に協力し公認した初の
ドキュメンタリー作品として製作され、チャーリー
の息子マイケル・チャップリンが製作・出演、孫
カルメン・チャップリンが監督を担当。劇中では
マイケルが父チャーリーの足跡をたどり、俳優で娘の
ジェラルディン・チャップリンらが家族の視点から
チャーリーの素顔を語る。
さらに、ジョニー・デップやエミール・クストリッツァら、
チャップリンを敬愛する著名人たちも登場。家族が
撮影したプライベート映像や貴重な記録映像を交えながら、
作品に投影された幼少期の記憶や、ユダヤ人・共産主義者
のレッテル、そして放浪紳士に通じるロマの特徴や文化を
掘り下げる。
映画「チャップリン」12月19日公開です。

