2020年に韓国で初めて生まれたジャイアントパンダ、
フーバオと飼育員たちの1354日間の軌跡を記録した
ドキュメンタリー。2016年に韓国に来たジャイアント
パンダのアイバオとローバオの自然繁殖により、
20年7月20日に生まれたフーバオ。「幸せを与える
宝物(福宝)」という名前の通り、コロナ禍を過ごす
人々に多くの癒やしと慰めを与えた。4歳になる2024年、
中国への帰国を控えファンが悲しみに暮れるなか、
飼育員たちはフーバオの幸せを願い、中国行きの準備を
粛々と進めていく。しかし別れが近づくにつれ、飼育員
たちの心は次第に揺れはじめる。韓国のアミューズメントパーク
「エバーランド」で過ごすフーバオと両親、そして妹の
ルイバオとフイバオの貴重な映像の数々に加え、韓国で
「フーバオのおじいちゃん」として知られるカン・チョルウォン
飼育員、陽気なムードメーカーのソン・ヨングァン飼育員
らを中心に、飼育員たちのあふれる愛と葛藤にも焦点を当てる。

映画「私の親愛なるフーパオ」4月18日公開です。