2018年01月18日

シネマ歌舞伎「京鹿子娘五人道成寺」


桜満開の紀州道成寺。清姫の化身だった大蛇に鐘を

焼かれた道成寺は長らく女人禁制となっていた。

以来鐘がなかったが、ようやく鐘が奉納されること

となり、その供養が行われることになった。

そこに、花子という美しい女がやってきた。聞けば

白拍子だという。鐘の供養があると聞いたので拝ま

せてほしいという。所化(修行中の若い僧)は白拍子

の美しさに、舞を舞うことを条件として烏帽子を渡し

入山を許してしまう。

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花子は舞いながら次第に鐘に近づく。所化たちは花子

が実は清姫の化身だったことに気づくが時遅く、とう

とう清姫は鐘の中に飛び込む。と、鐘の上に大蛇が現れる。

…と、一応上のような「あらすじ」ではあるが、その内容

のほとんどが、主役による娘踊りで占められているこの演目

を坂東玉三郎のアイデアで、白拍子を5人で踊る

「京鹿子娘五人道成寺」シネマ歌舞伎で観ました。

中村七之助、中村児太郎、中村梅枝、中村勘九郎

花子が烏帽子を付け舞う、歌舞伎らしい踊り、

中啓(扇)を持って踊り、少女の鞠つきをまねた

踊り、赤い笠を持って踊り、花傘を持って踊り、

胸に鞨鼓を着けて踊り、鈴太鼓を手に持って踊る

テンポの速い踊り、田植え歌。踊りの種類が多く

「京鹿子娘五人道成寺」ミュージカルのようにも

見えました。今後、「京鹿子娘八人道成寺」も

あるかもしれません。

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最後は、玉三郎が鐘の天辺に立ち、手が蛇を表して見得を切って、

幕でした。シネマ歌舞伎、是非ご覧になってください。






posted by ドラ at 18:25| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月17日

映画「LAW 少女のめざめ」


厳格なベジタリアンの獣医一家に育った16歳

の少女ジュスティーヌは、両親、姉と同じ

獣医学校に入学。初めて親元を離れ、見知ら

ぬ土地の大学寮で学生生活を送ることになった

彼女は、新しい環境で不安に駆られる日々を過

ごす。そんな中、新入生通過儀礼として生肉を

食べることを強要されるが、どうしても学校に

馴染みたいという思いから家族のルールを破り、

人生で初めて肉を口にしてしまう。しかし、その

行為によってジュスティーヌの本性が露わになり、

次第に変貌をとげていく。以降、彼女の周りで

猟奇的な事件が次々に起こるようになるのだった。

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気鋭のフランス人女性監督、

ジュリア・デュクルノーの長編デビュー作

メガホンを取ったジュリア・デュクルノーは、

フランソワ・オゾン監督も通ったフランスの

名門映画学校「ラ・フェミス」出身のフランス人

女性監督長編監督デビュー作となる本作では、

2016年カンヌ国際映画祭において批評家連盟賞

を受賞し、トロント映画祭を筆頭に様々な映画祭

で数々の賞を受賞するなど、一躍注目監督の仲間

入りを果たした人物。

映画[RAW〜少女のめざめ〜]20182月2日公開です。



posted by ドラ at 13:37| 東京 ☁| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2018年01月15日

映画「レディ:バード」シアーシャ:ローナン


ゴールデングローブ賞でコメディー部門の作品賞と、

シアーシャ・ローナンちゃんが主演女優賞をとりま

した。『レディ・バード』という映画、

レディ・バードという名前の高校生。高校を卒業

する年の17才から18才にかけての1年間を描いた

映画。これは監督をして脚本を書いたグレタ・ガー

ウィグという女優さん34才、その人の高校時代を

元にしている。

この前に『フランシス・ハ』という映画を脚本

を書いて、自分で主演しているんですけども。

このグレタ・ガーウィグが脚本を書いている。

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『フランシス・ハ』という映画は彼女がニュー

ヨークで売れない俳優……スターを目指して貧乏

でしょうがないっていう話だったんですけど、

今回はそのニューヨークに行く前。

カリフォルニアのサクラメントという街で高校の最後の

年に受験をする、その受験の1年間を描いた受験映画。

このレディ・バードという名前の女子高生はカトリック

の高校に通っているんです「あんたの成績じゃ、行きたい

学校には行けないよ」って進路指導の人に言われるところ

から始まるんですよ。受験生の死刑宣告ですよ。

しかも、彼女はサクラメントっていう街が田舎街で、

周りはいっぱいお米を作っているところで、田んぼ

なんですよ。平坦で、見渡す限り畑と田んぼの街な

んですサクラメントって。そこから出たいんですよ。

いつもニューヨークの「VOGUE」とかのファッション

雑誌を読んで、「ニューヨークっていいわー!」とか言

っているんですよ。「ニューヨークに行きたい!」って

言うと、お母さんが「絶対に行かせない!」って言うん

ですよ。「うちはそんなお金がないんだから。お父さん

は信用組合で働いていたけど、クビになっちゃって仕事

がないし、私も看護婦であまり給料がよくないし。

あんたは公立学校に行きないさい!」ってもう決めつけ

ていくんですよ。「寮とかに入るお金もないから、家か

ら通える近所の公立学校に行け!」っていう風に押し付

けてくるんですね。で、そうすると娘の方は、車運転

しながお母さんの押し付けの話を聞いていると、もうい

きなりドアを開けて車から飛び降りて、重傷を負っちゃ

うんです。

この『レディ・バード』っていう映画はそのものすごく上

から押し付けてくるダース・ベイダーのようなお母さんと、

それに徹底して逆らうパンクな女子高生の戦いの物語でも

あるんですよ。「レディ・バード」っていうのは、

てんとう虫っていう意味なんです。

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このレディ・バードちゃんはね、かわいい名前なん

だけど、カトリック学校に通っているのにやっている

ことはもうめちゃくちゃなんです。まず髪の毛をピン

ク色に染めているだけじゃなくて、カンニングはするわ、

自分の成績を勝手に、先生の成績表を捨てて捏造しちゃう。

痛い女子高生の1年間をこのグレタ・ガーウィグは自分の体験

を元にしてシナリオを書いていったら、最初350ページになっ

ちゃったらしい。で、それをそのまま映画化したら6時間にな

るんですよ。それがこの映画、90分ぐらいしかないんです。

1月7日(日)(日本時間1月8日)に、ロサンゼルスの

ビバリー・ヒルトン・ホテルにて第75回ゴールデン・

グローブ賞授賞式が行われ、『レディ・バード』が、

作品賞(ミュージカル/コメディ部門)、主演女優賞

<シアーシャ・ローナン>(ミュージカル/コメディ部門)

の2部門にて受賞を果たした。

本作で主人公クリスティン(レディ・バード)役を演じ、

主演女優賞(ミュージカル/コメディ部門)を獲得した

シアーシャ・ローナンは『つぐない』(第75回助演

女優賞ノミネート)、『ブルックリン』(第73回主演女

優賞(ドラマ部門)ノミネート)では惜しくも受賞を逃

したものの、今回は3度目の正直で初受賞。

本作で単独監督デビュー&オリジナル脚本を手掛けた

グレタ・ガーウィグは『フランシス・ハ』(第71回主演

女優賞(ミュージカル/コメディ部門)ノミネート)以来

で今回は脚本賞に初ノミネートされ、残念ながら受賞は

出来なかったものの、見事に作品賞(ミュージカル/

コメディ部門)で初受賞を飾った。

映画「レディ:バード」6月公開です。




posted by ドラ at 12:47| 東京 ☀| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする